JUGEMテーマ:アート・デザイン
橋本さんのオーガニック・フラワーが谷本さんの作品に活けられている「花の姿」をみることができました。
津市名張にある「ギャラリー堤側庵・ていそくあん」
少々遠かったのですが橋本さんが案内してくださって、こんな宿場にギャラリーがあることは知りませんでした。
三重県津市は「伊賀組み紐」で有名な産地
アートな作品を作っていらっしゃる組紐作家の中内中(ひとし)さんの工房とギャラリーでした。
現代的な空間にこんな組紐で作られた「タピスリー」をコーディネートしたら美しいでしょうね。
2012年2月に行われた企画展のDM
谷本貴 展 −Takashi Tanimoto Exhibition−
谷本貴
1978 谷本景の長男として三重県伊賀市に生まれる
1997 同志社大学文学部美学及び芸術学専攻入学
2002 京都府立陶工高等技術専門校入学
2003 森正氏に師事
2004 伊賀にて作陶。9月よりイタリアへ渡る
岡田文化財団の奨学金を得て、10月よりイタリアへ渡る
2007 3月 New York asian art fair 出品
7月 Paramita Museum「谷本 貴 陶展 spirit of jomon,iga style2」(三重)
偶然でしたが、初めて谷本さんの作品を見させていただきました。
イタリアの美術館で観た「トルソ」の作品を思い出して、お聞きしたらやはり
「トルソ」をイメージされて造られたものでした。
天井の低い「ラ・メゾン・デ・レギューム」の空間には難しいのですが・・・・
真っ白な壁で、天井が高い空間にライトアップされたこの「トルソ」が
訪れる人を迎えてくれたら、きっと美しい空間になるだろうなっと想像してしまいました。
こちらはプレートの作品
ダイナミックな手の跡が感じられる、家庭では難しい「プレート」ですが、料亭やレストランなどの「オブジェ」として飾られたらと思いました。
夏だったら氷を並べてお刺身もおいしそう・・・・
藤の花の「実」の造形と「蓮の葉」の枯れた色と形も、このダイナミックな作品に負けていませんでした。
藤と蓮の花どちらも好きな花です。
伊賀焼の壺
オーガニック・ファームで咲いた花の色の力強さもこの器に彩を与えていました。
歴史ある建物とも見事に調和していました。
奥に見える現代アートの版画のように見える作品も美しいものでした。
DATA ギャラリー堤側庵
三重県名張市新田8
TEL:0595−65−2081
OPEN:11:00−18:00