金沢にはいつも訪ねるのを楽しみにしているお店が何軒かあります。
以前ブログにも紹介したことがあるお花屋さんの「こすもす」
新竪町にあるお花屋さん「アリア」
教室でもよく使う陶芸作家・岡田直人さんの器も扱っている「ギャラリーノワイヨ」
空間が好きな「彫金アクセサリーのKIKU」
同じ新竪町にある骨董屋さんに寄って、隣の八百屋さん「松田久直商店」で美味しそうな果物や珍しい野菜や食材を買います。珍しい野菜の食べ方は教えてくださって、親切な対応が気持ちがいい八百屋さんです。スーパーにはない人と人との温かいぬくもりを感じます。
最後に訪ねるのがアンティーク家具・ルームアクセサリーズの「SKLO・スクロ」
このブログで紹介したいと思っていますが、いつもSKLOを訪ねるときは雨か夜が多く、写真を撮る機会がなく、今度こそ紹介したいと思ってでかけましたが久しぶりなので話に夢中になってしまって、気がついたらすっかり外は暗く今回も撮れませんでした。
ドイツやチェコなどの海外の蚤の市やアンティーク市などで見つけてきた、彼の感性で選び抜かれたものが静かに並んでいます。
東京などのディスプレイ関連のお仕事もされていて本当にいつも忙しそうですが、そんな合い間にも細かな要望の相談に乗ってくれています。
そんな塚本さんが今回大町にある「間明家の空間」を作るのをお手伝いされると聞いて、金沢を久しぶりに訪ねました。
林檎ポット商店
この看板が目印に
初めての場所なので見つけられるのか心配でしたが、この林檎のデザインが目に飛び込んできて安心しました。
町家「間明家」は以前は自転屋さんだったそうです。
この11月23日・24日の2日間だけ「林檎ポット商店」に
自転屋さんで使われていたガラス扉の戸棚や今では使う人もいなくなってしまった、錆びて古くなっている「アイアンの機械」が私には美しく思え、長い年月を共に生きてきた「壁のしみ」も愛おしく感じられました。
錆びた鉄の色と林檎の赤が美しいコーディネートです
この空間のために並べられた「林檎たち」がアート作品に。
温かい色の照明の当て方や使い方はさすが
林檎が輝いて見えました。
この照明の形と黒と鉄色〔?〕がおしやれですね。黒のコードもいい感じに加わっています。
「照明にこだわった空間」にかわいい陶器の「リンゴポット」たちが並んでいました。
塚本さんが海外で買い付けてきた器たちです。
リンゴポットで作った「焼きりんご」をゆっくり味わうことはできませんでしたが、「試食する」ことができました。
この器は焼きリンゴを作るためにポーランドで作られている伝統工芸品で、リンゴを丸ごと、この「リンゴポット」に入れて、オーブンで加熱するだけで美味しい焼きリンゴが作れるそうです。
試食をした焼きリンゴの味はとてもシンプルで、おもてなしにはハチミツと生クリームのホイップをかけてお出ししたら喜んでもらえそう。
林檎が美味しい季節です。
焼きリンゴも好きですが、アップルパイやアップルジュース・リンゴジャムなど大好物なものばかりなので、この季節は待ちわびた嬉しい季節です。
「林檎ポット商店」で買ったリンゴで早速「白菜と林檎のサラダ」を作りました。
とても簡単なので作ってみてくださいね。
材料 白菜とりんごのサラダ
白菜 大2枚
りんご 4分の1個
ディル 1枝
Aのドレッシング
りんご酢 小さじ2
はちみつ 小さじ1
塩少々
粒マスタード 小さじ2分の1
グレープシードオイル 大さじ2
作り方
1 白菜は葉と軸を切り分け、軸は繊維にそって細切り、葉はざく切りにする。
りんごは芯を除き、皮つきのまま線切りにする。
2 Aのドレッシングをよく混ぜ合わせ、1とちぎったディルとあえる。
白菜が甘く感じられて、今年獲れたばかりのリンゴのしゃきしぁき感が合うサラダです。
リンゴポットはSKLOのインターネットで買うことができます。詳しいことはSKLOにお問い合わせください。
http//www.sklo.jp/blog/
SKLOの空間は近いうちに紹介しますね。
DATA SKLO スクロ・ルームアクセサリーズ
金沢市中村町31−41ハイム犀川1F
Tel:076−241−6784
Open:12:00−20:00
お休み:火曜日