JUGEMテーマ:アート・デザイン
古いトランクに飾った
安部太一さんのコンポートと
15世紀ごろ描かれたネウマ譜
8月31日日曜日から9月7日の日曜日までの一週間だけですが、
現在、行われているカフェ&ギャラリー「ラ・メゾン・デ・レギューム」の企画展は
安部太一さんの「作品」と安部さんの器の雰囲気とも合う「古びたものたち」が一緒に空間に並んでいます。
安部さんの工房をいつか訪ねてみたいと思い続けていて、やっと訪ねることができました。
すぐ近くに川が流れていて、人家もまばらな静かな場所にありました。
静謐な時間が流れている工房で奥様とお二人で待っていてくださいました。
壁に残されていたアメリカの画家 ベン・シャーンのポスター
この工房は安部さんの叔父様が絵を描くために「アトリエ」として使われていたそうです。
ドアを開くと「ルオーの絵」を思わせる「小さな作品」が飾られていました。
右端の「香水瓶」のような作品や「手付きの燭台」も今回の作品に含まれています。
気持ちよく整頓されて,作品が気持ちよさそうに完成を待っていました。
左端に見える「祈りをささげる女性」も今回2点並びましたが、
初日に神戸からいらした男性の方と、いつも初日にきてくれる友人が気に入って購入しました。
今頃は「静かな空気」をまわりに漂わせて、お二人の気持ちを和ませてくれているような気がします。
この「洋杯」も使いやすい大きさで美しい作品です。
真っ白いペガサスの馬は試作でしょうか?
私自身も「ペガサスの真っ白で汚れのない姿」が好きでカフェでも飾っています。
美しいと感じるものが似ているように感じました。
安部さんの作品に魅かれる理由が工房を訪ねてわかりました。
直火もできるピッチャー
この作品も今回レギュームに2点並んでいます。
本当はどれも売れてしまうと寂しい作品ばかりですが・・・・・・
工房の隅に飾られていた李朝のような壺
工房の壁に飾られていた画家「有元利夫さんの絵」
偶然ですがカフェの壁にも、有元利夫さんの展覧会のリーフレットを張っていました。
私自身も好きな画家です。
左はレオナルド・ダビンチの作品の下絵
右がルドンの絵
岐阜県立美術館にコレクションされている「ルドンの絵」も
わたし自身が油絵を描いていた時期
色使いの美しさに魅せられて影響を受けた画家です。
お弁当のお箸が2組
丁寧に暮らされている様子がお弁当ひとつにも感じられます。
安部さんが作品を作っているとき以外は、どんな風に時間を過ごされているのか、
知りたいと思っていました。
東京で音楽活動されていたので空いた時間はギターを弾いたり、「村上春樹の本を読んだりしています」と
お聞きして、最近の小説は苦手ですが、エッセーや旅行記・翻訳も読み返すほど私自身も好きな作家です。
すぐ近くを流れている川でしょうか?
奥様が撮られた写真でしょうか?
お聞きするのを忘れてしまいました。
奥様の椿野恵里子さんは写真家で、
「花や果実」「器と骨董」など 絵画的な写真がカレンダーになっていて、
安部さんを知る前から椿野さんのカレンダーを購入していました。
不思議なご縁でお二人にお会いすることができました。
お土産にいただいたぶどうジュース
9月25日がカフェの一周年なのでその記念の日に飲みたいと楽しみにしています。
風景のあとに カレンダーのくれたもの椿野恵里子さんの初めての著書です。
帰り際せっかく松江まで来たのでおいしい「和菓子屋」さんを尋ねてみました。
向月庵と風月堂を2件教えてくださって、さっそく訪ねましたが、向月庵のお目当ての「わらび餅」は夏期限定のもので、
作られていなくて、代わりに羊羹の琥珀を購入しました。
竹の皮に包まれた羊羹
琥珀色した羊羹
黒砂糖が使われて、甘すぎないさっぱりとした夏向きの羊羹です。
娘はすっかり気に入って、名古屋にあったら、また購入したいと言うほど気に入っていました。
風月堂の文字が「墨」で力強く書かれていて、歴史と格式の高さが感じられます。
オーラのある店構えでした。
また行く機会があったらぜひ薦めてくださった「カステラ」を購入したいと思います。
すぐ近くには運河が流れていて「観光船」が通っていました。
偶然、珈琲専門店のカフェを見つけて一休み
運河を眺めながら・・・・
松江ともお別れです。
カフェにはアール・ヌーヴォーの照明が飾られていました。
窓から見える蔦も気持ちがいい。
安部さんの工房を訪ねて、数時間しかいなかった松江ですが、
松江には日本と松江を西洋に紹介した「小泉八雲」の住んでいた旧居が記念館として紹介されています。
寄り道をしたかったのですが、
名古屋までの道のりを思うと難しく。
またの機会にゆっくりと訪ねてみようと思います。
ノンストップで名古屋までは遠すぎるので、まずは神戸へ寄って、
いつも寄る神戸の「アンセム」で夕食をしてから名古屋へ
長い一日でしたが、安部さんご夫婦ともお話ができて、
思い出に残る幸せな一日になりました。
お二人の感性を受け継いで、丁寧な暮らしをされているお二人に守られて、大切に育てられているお子さんのこれからがとても楽しみです。
古いトランクに飾った
安部太一さんのコンポートと
15世紀ごろ描かれたネウマ譜
8月31日日曜日から9月7日の日曜日までの一週間だけですが、
現在、行われているカフェ&ギャラリー「ラ・メゾン・デ・レギューム」の企画展は
安部太一さんの「作品」と安部さんの器の雰囲気とも合う「古びたものたち」が一緒に空間に並んでいます。
安部さんの工房をいつか訪ねてみたいと思い続けていて、やっと訪ねることができました。
すぐ近くに川が流れていて、人家もまばらな静かな場所にありました。
静謐な時間が流れている工房で奥様とお二人で待っていてくださいました。
壁に残されていたアメリカの画家 ベン・シャーンのポスター
この工房は安部さんの叔父様が絵を描くために「アトリエ」として使われていたそうです。
ドアを開くと「ルオーの絵」を思わせる「小さな作品」が飾られていました。
右端の「香水瓶」のような作品や「手付きの燭台」も今回の作品に含まれています。
気持ちよく整頓されて,作品が気持ちよさそうに完成を待っていました。
左端に見える「祈りをささげる女性」も今回2点並びましたが、
初日に神戸からいらした男性の方と、いつも初日にきてくれる友人が気に入って購入しました。
今頃は「静かな空気」をまわりに漂わせて、お二人の気持ちを和ませてくれているような気がします。
この「洋杯」も使いやすい大きさで美しい作品です。
真っ白いペガサスの馬は試作でしょうか?
私自身も「ペガサスの真っ白で汚れのない姿」が好きでカフェでも飾っています。
美しいと感じるものが似ているように感じました。
安部さんの作品に魅かれる理由が工房を訪ねてわかりました。
直火もできるピッチャー
この作品も今回レギュームに2点並んでいます。
本当はどれも売れてしまうと寂しい作品ばかりですが・・・・・・
工房の隅に飾られていた李朝のような壺
工房の壁に飾られていた画家「有元利夫さんの絵」
偶然ですがカフェの壁にも、有元利夫さんの展覧会のリーフレットを張っていました。
私自身も好きな画家です。
左はレオナルド・ダビンチの作品の下絵
右がルドンの絵
岐阜県立美術館にコレクションされている「ルドンの絵」も
わたし自身が油絵を描いていた時期
色使いの美しさに魅せられて影響を受けた画家です。
お弁当のお箸が2組
丁寧に暮らされている様子がお弁当ひとつにも感じられます。
安部さんが作品を作っているとき以外は、どんな風に時間を過ごされているのか、
知りたいと思っていました。
東京で音楽活動されていたので空いた時間はギターを弾いたり、「村上春樹の本を読んだりしています」と
お聞きして、最近の小説は苦手ですが、エッセーや旅行記・翻訳も読み返すほど私自身も好きな作家です。
すぐ近くを流れている川でしょうか?
奥様が撮られた写真でしょうか?
お聞きするのを忘れてしまいました。
奥様の椿野恵里子さんは写真家で、
「花や果実」「器と骨董」など 絵画的な写真がカレンダーになっていて、
安部さんを知る前から椿野さんのカレンダーを購入していました。
不思議なご縁でお二人にお会いすることができました。
お土産にいただいたぶどうジュース
9月25日がカフェの一周年なのでその記念の日に飲みたいと楽しみにしています。
風景のあとに カレンダーのくれたもの
椿野恵里子さんの初めての著書です。
この本の中に書かれていた言葉で、「しつらえは季節を楽しむことや、恵みに感謝する「心」をかたちに表したものも室礼」
と書かれていて、「私が大切にしたいと思ったものは「季節の色」を知り、そして伝えることだった」と書かれていました。
私自身も同じ思いで、テーブルコーディネーターとして「恵みに感謝する心」を「おもてなし」を通して、伝えていけたらと考えています。
帰り際せっかく松江まで来たのでおいしい「和菓子屋」さんを尋ねてみました。
向月庵と風月堂を2件教えてくださって、さっそく訪ねましたが、向月庵のお目当ての「わらび餅」は夏期限定のもので、
作られていなくて、代わりに羊羹の琥珀を購入しました。
竹の皮に包まれた羊羹
琥珀色した羊羹
黒砂糖が使われて、甘すぎないさっぱりとした夏向きの羊羹です。
娘はすっかり気に入って、名古屋にあったら、また購入したいと言うほど気に入っていました。
風月堂の文字が「墨」で力強く書かれていて、歴史と格式の高さが感じられます。
オーラのある店構えでした。
また行く機会があったらぜひ薦めてくださった「カステラ」を購入したいと思います。
すぐ近くには運河が流れていて「観光船」が通っていました。
偶然、珈琲専門店のカフェを見つけて一休み
運河を眺めながら・・・・
松江ともお別れです。
カフェにはアール・ヌーヴォーの照明が飾られていました。
窓から見える蔦も気持ちがいい。
安部さんの工房を訪ねて、数時間しかいなかった松江ですが、
松江には日本と松江を西洋に紹介した「小泉八雲」の住んでいた旧居が記念館として紹介されています。
寄り道をしたかったのですが、
名古屋までの道のりを思うと難しく。
またの機会にゆっくりと訪ねてみようと思います。
ノンストップで名古屋までは遠すぎるので、まずは神戸へ寄って、
いつも寄る神戸の「アンセム」で夕食をしてから名古屋へ
長い一日でしたが、安部さんご夫婦ともお話ができて、
思い出に残る幸せな一日になりました。
お二人の感性を受け継いで、丁寧な暮らしをされているお二人に守られて、大切に育てられているお子さんのこれからがとても楽しみです。