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 京都   天台宗    青蓮院門跡

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お正月を京都で迎えられた方も多いのではないでしょうか?
去年の12月初旬に京都を訪ねました。
京都での用事を済ませて、なんとか一箇所だけでもお寺を参拝したいと思っていますが、現実は厳しく、時間がなくあきめることが多いのですが、かねてから訪ねたいと思っていた「青蓮院門跡」をやっと訪ねることができました。


生徒さんからも紹介されていて訪ねるのが楽しみでした。







             「神の木」として樹齢800年と伝承される大楠木・おおくすのき


神木といわれている木には「大きな包容力で包み込んでくれる存在感」があります。
誰にも見られることもなく、山や森で生き続けている「木」にも時々触れてみることがあります。








長屋門に「覆・おおい」かぶさるようなダイナミックな大くすのきの姿
大地にしっかり根を伸ばして迫ってきます。




 



門前にある「大クスノキ」は日本画家の東山魁夷ほか著名な画家のモチーフにもなっていて、青蓮院のシンボルにもなっています。
5本の大クスノキは天然記念物に指定されていて、見逃せない神々しい樹木たちです。










                    青蓮院門跡・しょうれんいんもんぜき








紅葉の時期はとっくに終っていたのであきらめていましたが、嬉しいことに紅葉を見ることができました。
暖冬の影響かもしれませんね。








紅葉は赤の色が深く美しい色でした。








江戸時代から筆頭門跡であったことから、迎えてくれた屏風にも格調の高さが伺われます。







壁に想像上の鳥「鳳凰・ほうおう」が舞う床の間
飾られていた「青磁の壺」の色と掛け軸の裂地〔きれじ〕の青
書かれている「書の墨色と字体」とが美しいコーディネートでしばしうっとり








夕方近く「恵比寿様」のお顔がよく見えませんが、やさしいお顔をされていました。






「欄間・らんま」に彫られた波模様もみごとです。






迎えてくれた「金屏風・きんびょうぶ」の金と白と黒がモダンに映り、心に残りました。
せっかくの写真がぼけてしまい残念・・・・







                          華頂殿・かちょうでん

色違いの美しい「蓮の葉」が襖に描かれていました。








                    現代アート作品のような「襖絵・ふすまえ」


この襖絵の色の斬新さにはびっくり
青と黄色は反対色ですので当然目立ちますが、蓮の葉が青の濃淡で描かれているせいか落ち着いて見えました。








        「十二単・じゅうにひとえ」のお姫様


お正月には百人一首の「かるた遊び」をされた方がいらっしゃっるのでは?
幼い日お正月は必ず家族でこの遊びをしました。
床の間にお正月飾りとして「百人一首」を飾ることはあっても、遊びとしてはもう随分していません。


お茶の初釜の折にお茶の先生が読み上げてくださって、皆で楽しんだのが最後になりました。
百人一首は今学校で学んでいるのでしょうか?
記憶は17歳までがピークといわれています。
幼い日に覚えた句は一生忘れないものかもしれません。


もっと真剣に覚えておけばよかったと悔やまれます。











                               三十六歌仙の額絵

それぞれの衣装「装束・しょうぞく」の色のコーディネートを見ていると、日本人の洗練された色使いに驚きます。






    一人がやっと通れるほどの通路を通って庭へ






                         「相阿弥・そうあみ」の庭






                                龍心池

実はこの「相阿弥の庭」のほかに作庭家の「小堀遠州の霧島の庭」もみどころですが、ツツジが咲く頃にもう一度訪ねたいと思います。





 


石の橋が二つ庭をつないでいます。
石と苔そして「紅葉」
日本の美しい庭の景色ですね。







この白石の「西方浄土・さいほうじょうど」を表わす庭
古来から日本人は石を仏に山にと見立てて、庭の中に宇宙を描いてきました。
石と苔それをとりまく細かい白石とのバランスが美しい庭です。



花もなく色がまったく使われていない庭ですが日本人はこの庭に色を見てきました。
日本の庭には「禅の思想」が流れていて、小さな茶室の空間にも「宇宙の広がり」を感じます。
日本人にしかわからない感性がありますね。








         「一文字手水鉢・いちもんじちょうずばち」
         豊臣秀吉が寄贈したといわれています。






        「芍薬・しゃくやく」の花でしょうか?

見落としてしまいそうですが、いたるところに美しい花の絵が描かれていました。







この「孔雀・くじゃく」の絵は新しいもののようですが?
木目の美しい板戸に孔雀が繊細なタッチで描かれています。







見れば見るほど配色の美しさには驚かされました。
迷いがなく描かれた線も美しいものでした。







    鐘のデザインもお寺によって違います。
    この鐘の音はどんな「音色・ねいろ」でしょうか?


遠くで聴こえてくる除夜の鐘の音を聴きながら、新しい年を迎えました。






            幼い日の親鸞聖人






12月の花「万両・まんりょう」 
冬になると光沢のある赤い実をつける植物です。

花がない寒い冬の庭に、この赤の実が温かさをそえています。
寒い日に赤の実の色に和みますね。







近くで見ることができませんでしたが、岸辺で戯れる浜千鳥の絵も心に残っています。
鳥たちの描かれている絶妙なバランスと美しい配色が目に焼きついています。







千両と万両の実が咲く庭

写真は撮れませんでしたが、本堂東裏には国宝の「青不動画像」が安置されていました。
茶室「好文亭」も毎年「春と秋」には特別拝観期間がありますので、また春になったら訪ねてみたいですね。


春は「春分の日から5月5日の土・日・祝日」のみ拝観できるそうです。
京都は何度訪ねても飽きない「奥が深い美しい古都」です。








まっすぐに伸びる青竹のすがすがしさ
お正月には器やお箸・花器としても使われます。







12月の生徒さんのための「お正月のアレンジ」にも、今回は青竹を割ったものを花器に見立ててアレンジしました。







「錦鯉・にしきごい」が格調高いこのお寺に彩を添えていました。
父が生前、庭の池で鯉を飼っていました。
亡くなる事を予感していたのか、病院へ入院する前に近くにある池へ放していました。
厳しい父でしたが「人に頼らないで、自分でできることはできるだけ自分でする」という教えが今も刻まれています。今は名古屋にある平和公園で眠っています。


この青蓮院では宗派に関係なく法要もされていて、京都に墓所があれば墓参のあとに、京都見物もできていいのではと思いましたが、私自身は「お葬式」という形ではなく、美味しいものでも食べながら家族だけで見送ってもらえたらと思っています。



いつも明るく〔愚痴一つなく?〕幸せそうに暮らしていたね、と言われる人生でありたい
生き生きと暮らすためにも「旅」は私にとって必要不可欠なものです。


冬の京都は観光客も少なく、本来の古都の姿をゆっくりと観ることができます。
温かくしてお出かけくださいね。




DATA  青蓮院門跡
    京都市東山区粟田口三条坊街69−1
  Tel:075−561−2345
Open:
お休み:


 

コメント
以前東京でのお教室を開催されていらっしゃるか伺ったものです。その後、海外在住になり、以前にもましてこちらのブログを楽しませていただいています。日本文化の美しさを再確認しているところです。
  • junko
  • 2012/01/20 11:37 AM
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