木屋町の一角にある駐車場に車を止めて、キャバクラの客ひき人たちの声の中をすり抜けて(すっかり大人なので動じませんが・・・・若かったら厳しい?)
名古屋で言えば「錦・にしき」のような繁華街の中に「エレファント・ファクトリー・コーヒー」があります。
何度も訪ねたくて探していましたが、駐車のスペースがなくあきらめたり、、場所が見つからなくてあきらめていましたが、今回は歩いて探したせいか見つかりました。
末娘は本好きで、特に作家・村上春樹の本が好きでほとんど読んでいるようですが、このカフェのオーナーも「村上春樹」の本が好きで、本の題名にもなっている「象工場のハッピーエンド」からカフェの名前「エレファント・ファクトリー・コーヒー」に。
京都の人たちの隠れ家のようなカフェ
京都人だったら、まちがいなくお気に入りのカフェになっていました。
訪ねたのは夜の8時ごろ?
京都らしく芸子さんと2人の男性のグループに、30代の女性が一人ペンを走らせていました。
タバコが苦手なのですがこの空間には禁煙室はありません。
毎月ではありませんが、内容によって購入している講談社から出版されている
雑誌[HUgE・ヒュージ]
メンズファッション雑誌ですが、ギャラリー情報や掲載されているものが本物で見ていて飽きません。
イタリアの女性アーティストの作品集
古い館に描かれた彼女の作品はどこか日本の「書]に通ずるものがありました。
訪ねた場所で巡り合うアーティストの作品や本によって、また感性は培われていきます。
大人の会話が聞こえてくる中で「アートな本」をめくりながら、「濃いめの珈琲」をゆっくりと楽しむ。
大人の楽しみですね。
深煎りストレートの「トラジャ」をお願いしました。
おいしい珈琲を味わった後、いつも京都の最後に寄る本屋さん「恵文社」を訪ねて名古屋へ
京都・恵文社の12月の企画展
18〜19世紀の
フランス白磁展
in京都 恵文社
2012年12月22日(土)−2013年1月4日(金)
10:00−22:00
恵文社・倉敷意匠アチブランチ 共同企画
18世紀の南仏の「軟質白磁」は好きな白い器で、今年の教室が終わったらなんとか訪ねたいと思っています。
京都・錦市場でお正月の材料を買うためにもでかけます。
京都のお正月を迎えるために人であふれている「暮れの様子」も伝えられるといいですね。
京都はやはり冬が一番。
空気がピーンと張りつめていて、日本本来の美しさと歳時記が見られます。
カフェで一人で夢中になって読書もよし、友人と恋人と語らうもよし、こんな空間があるのがやはり京都らしい奥の深さです。
東京にも2007年世田谷区三軒茶屋にオープン
又一度東京も訪ねてみますね。
kikusa 印象派 展
大阪市中央区玉造1−18−2
2012・12・1−12・16
魅力的な「大人の空間」にはやはり魅力的なDMが置かれています。
珈琲店はその街の文化の高さも表しています。
並んでいた「古い本」もぴたりと心に合うものばかりでした。
又訪ねたいカフェですが・・・・・
場所を説明するのも難しく、やはり隠れ家のようなカフェなのかもしれません。
次回はオーナー自慢のおいしいデザートを注文してみます。
data エレファント・ファクトリー・コーヒー
京都市中京区蛸薬師通東入ル備前島町309−4 HKビル2F
tel:075−212−1808
open:13:00-25:00
お休み:木曜日