関が原合戦跡地近くで。
山菜好きなので、毎年つくしを採りに行くことが春の楽しみの一つです。
今年はいつもよりたくさん採る事ができました。
つくしは胞子を散らす前の若いものを採ります。
山菜〔たらの芽やふきのとうなど〕には、ほんのりにがみがあつて、子供のころは美味しいとは思いませんでしたが、年齢とともに好きになりました。
土筆〔つくし〕の卵とじ
いつもは一人で取っていましたが、珍しく主人が末娘とつくしのはかまをとってくれました。
私は夕飯の支度をしながら、婚約をして、7月からオペラの勉強のためアメリカに留学する娘との最後の共同作業になるのではと思うと、寂しい思いと、親も自立しなければという思いでした。
春が訪れると、「母が作ってくれたつくし美味しかったなーって」思い出してくれるといいのですが。
親が子供にしてあげられる事の一つに、「美味しい食事を作ってあげること」は、
以前は当たり前のように日々繰り返されてきたことが、今は家族で全員そろって食事をすることも難しく、子供たちはどんなときに母親の愛情を感じるのでしょうか。
母が作ってくれた、手作りの「かりんとう」やキャラメル。
母と作った料理の思い出は、高価な宝石をプレゼントされるよりも、大切なものだったと
今気づかされています。
子供には、自分の食べるものは、自分で作ることができるように育てることも母親の役目
かもしれませんね。
まずは、自分が料理を作ることが好きになることから始めれば、子供はその姿を見て、
楽しそうな母親の姿を見て、好きになっていってくれるような気がします。
つくしの卵とじの作り方
1・つくしのはかまをとる。
2・熱湯に塩少々を入れて、1〜2分ゆでる。
3・ゆでたつくしを水に一時間ほどさらす。
4・好みでお醤油とお砂糖で味付けして、卵でとじる。
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