JUGEMテーマ:アート・デザイン
家に居てもよくお茶を飲みますが、外出してもやっぱりどこかでお茶を飲んでいます。
そのときの気分で、コーヒーだったり、紅茶や日本茶・中国茶・抹茶とかわりますが、
やはり空間がいい「雰囲気のある場所」を探します。
小さな札が掛けられているだけなので、車なので前を通り過ぎてしまいました。
好日居は本に紹介されていて、京都近代美術館の帰りに寄りました。
始めて伺うお店でしたが、随分前から知っていたような安らげる場所でした。
懐かしいオルガンが玄関をあがると置いてあります。
私自身もピアノの前は、始めて鍵盤を触ったのはオルガンでした。
足でペダルを踏みながら、毎日弾いていると、母がお世辞でほめてくれるのが嬉しくて、結局、ずっとオルガンは大切な友人のような存在になって、ピアノの教師になる事を選びましたが、最近はめったに弾くこともなくなってしまいました。
足腰が動かなくなって外出がむずかしくなったら、今度は「自分のために」やさしい音でピアノを弾いてみたいと思っています。そんな日がくるのはできるだけ遅いほうがいいのですが。
大正時代の民家に見られた両開きの窓がレトロな雰囲気でいいですね。
この窓のある漆喰壁の部屋がギャラリーのような空間で、オーナーの横井さんがこの民家に惹かれた理由がわかります。
オーナーの横山晴美さんは建築士で、一人でこの空間を改装されたそうです。秋らしいしつらいがされていて美しい空気が流れています。
訪れたのが夕方でしたので少し暗くて残念でした。
日常から非日常への時間へ。
大谷石の土間にもテーブルが用意されていて、坪庭を見ながらゆっくりできるのは京都らしくていいですね。
所々に飾ってある旅先で買われた器や雑貨に人柄が表れていました。
京都に行ったら寄る場所が又一つ増えました。
ピントがずれていまいました。色々迷って中国茶の岩茶と小菓子に。〔1100円〕
中国茶用の茶壺と蓋碗の茶器で、長方形のミニお盆に「おもてなし」もいいですね。
DATA 好日居〔こうじつきょ〕
address:京都市左京区岡崎円勝寺町91−82
Tel: 075−761−5511
Open: 正午〜日暮れ
Close: 月・火・不定休