JUGEMテーマ:アート・デザイン
去年から頼んでいた陶芸作家・林友加さんの器をやっと取りにいくことができました。
名古屋から中央高速道路で走り出すと、途中から細かい雪がふりだしてしまいました。
多治見にある「ギャラリーももぐさ」の百草冬百種展「鹿児島から」の企画展も帰りにのぞいてみました。
2011・1・22−2・6
花連〔ほわれん〕の窓から見た雪景色
「花連・ほわれん」は以前にも紹介したことがある「茶と間・古道具」のお店です。
今回林さんの器を2月の教室のお茶のおもてなしに使いたいと思っています。
新しい器がやってくると愛おしく、どんな風に使ってあげたら一番美しく見えるのかを模索します。
また盛られるお菓子の色とのバランスや料理の色も大切に思っています。
窓には双眼鏡も用意されていて降り積もる雪景色を見ていたら、さっきまでの現実が遠のいていきます。
蒔ストーブで暖かくなった空間が凍えそうな体をやさしく迎えてくれました。
ストーブや暖炉の火の色は太陽の色。見つめているだけで幸せな色です。
今年は特に寒く、春が待ち遠しいですね。
我が家も古い家なのでヒーターでどんなに暖めても、どこからか暖かさが逃げてしまいます。
こんな「蒔ストーブ」に憧れますが、灰の始末や工事のことを考えると難しく断念しています。
ストーブの上でことこととお豆を煮たり、スープを煮込んだりできるのがいいですね。
長谷川純子さんの茶器
口縁の周りがぎざぎざしているのに特徴があって個性的です。
花連では、めずらしい「お茶と手作りの和菓子やお菓子」がいただけるのが嬉しいのと、比較的若い作家さんの器を見ることができます。
多治見の「ギャラリーももぐさ」を訪ねる前か後には必ず寄るのをたのしみにしています。
以前にも紹介したことがある花連ですが、なかなか紹介できないのが1階に展示されている古い道具たち
もう少し暖かくなったら、今度は「古い道具たち」だけを紹介できたらと思っています。
しつらいとして「和の花」を飾ることも多く、新しいものではなく、錆びた鉄や雨さらしにあった古材や箱などに飾ると、花の色をいっそう美しく引き立ててくれます。
ティーコゼの代わりに、小さなフキンを木のピンで留めて、もちろんティーポット用のコゼがあれば一番ですが、自分一人で簡単にポットでお茶を淹れるときには、こんな風にポットのお茶が冷めないようにフキンで包んであげてもいいですね。
小さな心配りですがこんな心配りが嬉しい。
チャイ月間
2011・3・11−4・3
いろいろなチャイを用意してくださっています。
春の気配は光から感じます。
暖かくして、雑木林の中を歩いていると小さな芽が開きはじめています。
春がすぐ近くまで来ていますね。
DATA 花連 ほわれん
岐阜県多治見市東栄町3−74−1
Tel:0572−23−4033
Open:水・木・金 11:00−17:00
土・日 11:00−20:00
2011・2・9−3・10まではお休みです