座辺の骨董 「幾一里」 陶芸家・内田鋼一作品展+つくは祢屋の羊羹 

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市川孝さんのお茶会へ行く前に「幾一里・いくいちり」で行われている内田鋼一さんの作品展へ







築100年近い町屋にある「骨董・幾一里」は建物自体が骨董ですがその空間で骨董店を開いています。
そんな中での陶芸家・内田鋼一さんの器がどんな風に飾られるのか楽しみに訪ねました。







相変わらず無口で男っぽい内田さんでしたが、今回は珍しく「掛け軸の作品」を見ることができました。



   


我が家のお茶の時間に羊羹を盛っているのが内田鋼一さんの陶板
今回購入した内田さんの代表的な作品・加彩台皿です。


地元〔三重県四日市〕の粗い土を使って焼いた陶板で、高温焼成すると表面に石が浮かび上がってくるので、それをとぎ石で落として、鉄灰をするこんで2度焼かれています。



この土壁のような質感に惹かれて購入しました。



陶板の土には表情があってインスピレーションが伝わってきます。
次回は「床の間の作品」としても飾ってみようと思っています。


名称にとらわれないで、時にはご飯茶碗も抹茶茶碗に
小さなぐい飲みの酒器を日本茶の玉露をいただく時の茶器に
26cmの銀彩の丸いお皿も時にはお盆のように使います。




自由な使い方が浮かんでくる「器」が購入する時の決め手になります。






      つくは祢屋の羊羹 閑境


4月の教室では宇治のお煎茶でおもてなしをしたので、この陶板に「和菓子」を盛ってお出ししました。
4月の花の「つつじ」が咲き始める頃でしたので、八事にある「両口屋」の和菓子〔岩根のつつじ〕を盛りましたが、今は季節が変わり「皐月」らしい季節の和菓子が並んでいます。



和菓子の色とデザインもテーブルの一つのポイントになりますね。


今回盛っている和菓子は、我が家でのお茶請けに購入した名古屋の「つくは祢屋・つくはねや」の羊羹・閉境
陶板の前に並んでいる「小さな酒器〔白磁〕」は中国茶の茶器に見立て、羊羹を「中国茶」でいただきました。







時折買う雑誌・天然生活6月号の別冊付録「ものづくり生活」に陶芸家・内田鋼一さんと郡司庸久さん・慶子さんご夫婦が掲載されていました。







           上の写真の2枚の陶板


偶然でしたがその付録の中に今回購入したものと同じ陶板が。
やはり内田さんらしい「大地のひび割れた土の質感」や「発掘された壺のような質感」は幾一里の作品展でも健在でした。





   

                 幾一里の空間に内田鋼一さんのプラチナ彩の器



幾一里は京都らしい「古い小学校」や町並みも残っていて、観光化された京都とは違い、静かな場所にひっそりと建っていました。
近くには重要文化財の壬生寺もあって、次回は和の花を飾るために探している「古びた板」を見つけに又訪ねてみようと思っています。そのときは「壬生寺・みぶでら」も訪ねてみます。



DATA   座辺の骨董  幾一里
    京都市中京区壬生馬場町19−1
  Tel:075−811−8454
Open:12:00−18:00
お休み: 水曜日・木曜日



DATA  つくは祢屋
    名古屋市昭和区阿由知通2−5−4
Tel:052−741−1481
Open:
お休み:水曜日


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