JUGEMテーマ:旅行
JUGEMテーマ:アート・デザイン岡田直人+竹俣勇壱 2人展
2012・5・12−5・20
岡田直人さんの作品は何点かこのブログでも紹介したことがある陶芸家で、教室のテーブルコーディネートにもよく使う作家さんです。
竹俣勇壱さんは金沢・新竪町にある「kiku」のオーナーで金工作家。最近では観光で有名な東茶屋街の一角に「sayuu」というギャラリーと住居が一緒になった空間がオープンしました。
金沢にはアンティークのSKLOも新しい空間になっているので訪ねたいと思っています。
その時には竹俣さんのコーディネートされた空間も訪ねてみたいと思っています。
陶芸家の岡田直人さんの作品に金工作家の竹俣勇壱さんの作品が加わり、一つの美しい作品が生まれました。
エントランスのドアの前にあった椅子
67・68の赤のロゴが古びた木の色と調和しています
美術家・前川秀樹さんの作品
存在感のある美しい椅子ですね
以前はこのギャラリーを訪ねると、この空間にあったイタリアン・レストランで食事かお茶をしていました。
懐かしい空間は今は広々としたギャラリーになっています。
笑い声やざわめきが聴こえなくなってしまったのはさびしいのですが、新しくできた季の雲の「ゲストハウス」でフレンチ料理がいただけるようです。
大きく切り取られた窓が開け放たれていて、気持ちのいい緑が作品と一緒に目に飛び込んできました
左の茶托は竹俣勇壱さんの作品
右の岡田さんの茶器の形もコロンとしていてかわいらしく、手に持ったときの大きさもよく計算されています。使ってみたい茶器と茶托です
ピッチャーは岡田直人さん〔陶器〕で蓋の部分〔金属〕が竹俣勇壱さん
蓋があるピッチャーは中々見つけることができないので、ひとつ持っていると便利です
持ち手の柔らかいカーブが美しいカトラリー
特に左側のディナーナイフの持ち手の柄の部分に惹かれました。
気に入ったデザインのものを毎日の食卓で使うことは豊かな気持ちにしてくれますね。
テーブルコーディネートにも使って見たいと思っている作品です
片口
購入したいと思った作品は色々ありましたが、今回はこの「片口」と「輪花の楕円鉢」を購入
片口は本来お酒を入れる器ですが、サラダ用のドレッシング入れやこれからの季節には自家製のそうめんのつゆを入れても使いやすそう
この片口も色々な使い方が浮かんでくる魅力的な器です
シャープなデザインの中に洗練さたセンスが感じられます
持ったときの重さも適度で、6月の教室では「お煎茶のテーブル」にも使えそうです。。
輪花の楕円鉢
この輪花のデザインを見ると購入したくて心が揺らぎます。
よく似たものを何点も持っているのに、この楕円の形はないのでと言い訳して、結局購入してしまいました。
早速6月の教室のテーブルで使ってみます。
名古屋市瑞穂区にあったマンションで教室をしていた時から、現在自宅での教室のテーブルのコーディネートは同じテーブルを作ったことがありません。
茶室の空間のおもてなしと同じで、教室のテーブルも「一期一会」だと思っています。
毎回違うテーブルを作ることは本来は大変なことですが、持っている食器や器の使い方を変えて、又違った姿でテーブルに登場させてあげると、なんだか食器も器も喜んでいるように見えます。
古い道具やアンティークも好きなので登場させてあげたいし、新しく出会った現代作家の器も、時にはモダンな器やベルギーの花器も加えて、国も時代も関係のない一つのテーブルが生まれます。
作家さんの作品との出会いからインスピレーションをもらって、テーブルを創っていくのも楽しみです。
1階のギャラリーを見た後は2階へ
この洋と和のアンティークと古道具が違和感なく並んでいる空間も好きです。
ディスプレイの見せ方を学びます。
なにげなく飾られたガラス瓶にも美しい佇まいが漂っていて、季の雲から送られてくるDMも美しい写真のものが多く、飾り方にも写真にも同じ感性が流れています。
右側の作品は服部竜也さんの「錆線刻燭台」
格が高い燭台〔キャンドルスタンド〕を使うことでテーブルの格も決まります
緑の中にポツンとシンプルな形の椅子が置かれていました
このギャラリーの窓から見える細い「竹の生垣」も作品を一段と美しくみせています。
「天井の高い空間」と「緑」と「光」が一つになった気持ちのいいギャラリーになっています。
6月1日には季の雲で行われる木工作家・三谷龍二さんの内覧会へ
久しぶりに三谷さんにお会いできるのも楽しみです。
DATA ギャラリー季の雲
滋賀県長浜市八幡東街211−1
Tel:0749−68−6072
Open:11:00−18:00
お休み: