唐長の世界   分館  古川為三郎記念館

JUGEMテーマ:アート・デザイン





唐長の世界
京唐紙のこころ

2013年10月19(土)〜12月15日(日)


創業1624年に創業  400年近い歴史を持つ、唐紙制作の専門職として唯一続く工房が京都にあります。
今回、名古屋で唐長の文様が織りなす「唐紙の美」を見ることができました。







訪ねた時間はすでに閉館近くでしたが、なんとか観ることができました。

テーブルコーディネートの教室では、中級クラスは「和の文化」と「節句のしつらい」などを勉強して、修了式には北区にある茶懐石「志ら玉」で「和室のしつらいの見方」や
和のマナーについてもお話していますが、いつも使わさせていただく日本間に「唐長の唐紙」が使われています。



「唐紙・からかみ」は中国からもたらされた美術紙の総称
元々は文字を描くための紙でしたが、建築内の「ふすま」などに用いられるようになりました。
「唐紙・からかみ」といわれるようになったのは江戸時代から。



秋季特別展が行われた古川為三郎記念館では、ふすまの唐長文様にちなんだ部屋名や、唐長のふすまが見られる数少ない「数寄屋」として親しまれています。








暗くなってしまうので先に庭を見せていただきました。
苔に白砂のコーディネートも塵ひとつなく清浄で美しい





何度訪ねても美しい日本建築と庭園です。
小さな滝が流れていて、この滝の水の流れもこの庭をより美しいものにしています。






そぎ落とされた空間の美しさにほっとします。






日本建築の一部としてふすまはインテリアの重要な役目を持っています。
ヨーロッパでは壁紙、日本建築では「ふすまの唐紙」が空間の雰囲気を作り出しています。


室内を撮ることができないのと、夕方の光で写真がぼけてしまいましたが・・・・・
京都にある唐長には一度瑞穂区のマンションで教室を始める時
「屏風・びょうぶ」を作りたくて唐長の本店を訪ねました。
最近はモダンなショールームもできて、現代の建築にもコーディネートできる美しい文様の唐紙が制作されています。






やはり暗くなってしまって、どれもぼけてしまいました。
この窓際に座って、庭を眺めながらいただくお抹茶もおいしい。






梅心
美しい日本の四季
冬を活ける


花人  河村敦子

2014年2月1日(土)〜9日(日)


来年ですがお花の企画展が行われます。
今から楽しみです。



DATA 分館  為三郎記念館
 
    名古屋市千種区池下町2丁目50番地
TEL:052−763−1991

 

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